■２０１２年、現在の残酷な毛皮産業の実態について■
毛皮は動物たちのものです。毛皮がなければ動物たちは生きていくことができません。
先日、ＡＲ４Ｊがなぜ、この日本のＴＶ報道を使用したのか、それは２０１２年、現在も中国で行われている事実を記したビデオがあまりにも残酷だからでした。
●香港は世界で一番多く毛皮を輸出している国です。
●日本は香港にとって毛皮の取引国として大事な顧客国と記されています。
●２０１１年、日本は香港にとって４番目に大事な大きな顧客国だと記されています。
●顧客リストも全て公開されています。
●これらは全てオフィシャルの香港の毛皮産業からの情報です。
http://www.hkff.org/en/activities/activities.do?method=pop&mappingName=Activities_Trade&id=ff80808136e3d3970137969b0ddc002f
こちらには、目も背けたくなるような事実と証拠が山ほどありますが、どれも全て一般の人々に見せれるような内容ではありません。
■動物たちの毛皮を搾取することはアニマルウェルフェア、命を搾取することはアニマルライツです。
■反対運動の趣旨は動物たちの福祉向上を目的としているので、毛皮反対運動の趣旨は人間のファッションのためだけに動物たちの毛皮をはぎ取り殺さないようにと反対しています。
■中国の毛皮産業は生きたまま毛皮を剥ぐという実態が世界中に知られることとなり、世界中から非難を浴びていますが、現在も中国の貧しい村では毛皮を生きたまま剥ぐという行為は行われているということです。
現在も毛皮が使用されているという事実がある限り、改善しているから問題はないという見解にたどり着くことはありません。
■毛皮反対運動の世界的な広がりが毛皮産業への嫌がらせと解釈するか否かは、事実を知った本人が決めることであり、私たちが考えるモラルが問われることでもあると思います。
■私たちＡＲ４Ｊが日本のＴＶ報道をアップした理由のひとつに、日本人もこの事実に目を背けず事実を知ろうとしているということを知らせたいと思いました。
■また、フェイクファーを広めることは、リアルファーの需要を拡大させてしまうことに繋がっています。
これでは動物たちから残酷な手法で生きたまま苦痛にもがき苦しませ、皮をはぎ取っている、毛皮産業の思いのままです。
なぜなら、元々、フェイクファーは動物を守るために作られたのではなく、本物の毛皮が高価なものであったため、その安価な代替品として作られました。しかし、いくつかの国では、本物の毛皮を作るよりも、フェイクファーを作るほうがコストがかかるため、最近では本物の毛皮をわざとフェイクファーのように見せかけ、ラベルにもフェイクファーであると偽装表示されたものが市場に出回っています。
このような状況は多くの西洋諸国で見られます。
さらに、フェイクファーの普及は、動物の毛皮を人間が身に着けることは「かっこいい」ことであるとの考えを助長し、「偽造品」よりも「本物」の毛皮は当然ながら、すばらしいものであるという考えを自然と成り立たせてしまうことにも繋がります。
フェイク、本物に関わらず、すべての「毛皮」のイメージそのものを、軽蔑すべきものであると考えることで、動物たちの置かれている
残酷な環境を変えることができます。
人間が死んだ動物の皮膚を身に着けることはそんなにかっこいいことなんでしょうか。
毛皮フリー推進と、すべての種類の毛皮にＮＯと宣言しましょう！
PETAからの２０１２年現在、中国で行われている事実です。
残酷な映像なので、こちらを使用しませんでした。
それでも、動画を見て、事実を見たい、知りたいという方はＹＯＵＴＵＢＥにてA Shocking Brand New Look Inside Chinese Fur Farms (2012) と記入してください。
